節分祭
令和5年2月3日

節分祭とは、新年の年明けを控えた大みそかの日に、厄や疫病の象徴であった「鬼」を追い払うことで一陽来復・厄除開運・病魔退散を願った神事がその始まりです。旧暦では大みそかでしたが、新暦に代わった現代では2月3日に執り行われます。
当社では、19時より1階金剛殿で祭典を行ったのち、二匹の鬼を追い祓う神楽舞「鍾馗追儺(しょうきついな)の舞」へ進みます。神職・総代・巫女をはじめ福男・福女、応募された一般奉仕者・若人奉仕者らは、逃げた鬼達を追いかけて社殿2階・北斗殿の高欄に進み、そこから福豆・福銭などの縁起物を撒いて鬼を祓います(撒豆行事)。鬼達が祓われると皆が金剛殿に戻り、恵比寿様・大黒様を招いて御加護をいただく神楽舞「福神の舞」へと続き、祭典を納めます。
祭典途中の撒豆行事では、縁起物を目当てに訪れる人出で境内は毎年埋め尽くされ、撒かれる縁起物に両手を伸ばす人波が左右に揺れ動く様は圧巻です。
【令和5年2月3日】
第百回 節分祭について
令和5年の節分祭は、感染対策に配慮しつつ、従来方式に近い形で豆まきを行います。
以下の変更点をご理解いただき、感染対策のルールを順守願います。
- 祭典に参列して豆を撒く福男・福女の人数を制限します
- 一般奉仕者・若人奉仕者について、本年は募集を休止します
- 体調が優れない方は、境内への来社もご遠慮ください
- 境内は縁起物を求める方々で、大変混雑することが予想されます
- 境内では、必ずマスクを着用願います(屋外でも密集します)
- 境内では、大声を出すことを固く禁じます(屋外でも密集します)
【当日スケジュール】
- 18時~ 二階高欄にて 巫女舞奉納
- 19時~20時 一階拝殿にて 節分祭祭典
(鍾馗追儺の舞、19:30ごろ撤豆行事、福神の舞) - 20時半まで 窓口にて縁起物の引換
- 20時半 境内閉門

豆まきの際には、福豆・福銭とともに縁起物(引換券)が、二階高欄から境内へと撒かれます。縁起物は例年「ダイコク様・エビス様の福神像」「かっこめ熊手」ですが、今回は特に第百回を記念して、特別に奉製した「豆札(写真)」が撒かれます。
その他一月中旬より、窓口にて「福豆」(御守含む、500円)が頒布されます。(1/28頒布終了)